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知っていますか?ブランディングを行う意味

ブランドとは烙印
ブランドとは烙印を押すという意味

ブランディングの事業をやっていると、最初に言われることは何パターンかしかありません。
「ブランディングって必要なの?」「ロゴマークでしょ」「CMとか打てないよ」「B to Bだから関係ないよね」

どうですか?みなさんもそう思いますか?

ブランディングとは「選ばれるために選ばれる理由を明快にする」こと。

取引先として選ばれる、就職先として選ばれる、商品を選ばれる…
企業とは選ばれることで成り立ち、成長していくのです。
だから「ブランディングが必要」である、と言えます。

ブランディングについて

ブランディングという言葉はもともと、焼印を押すという意味です。
家畜や動物に焼印を押すことで他の農場の牛と区別することができます。

私たちのいうブランディングとは、他と「区別」するために烙印を押すということです。

区別とは、何か。
区別とは、他との違いを明確にすること。

なんのために?
選ばれるため、ですよね。

すなわち、選ばれるために行うことがブランディングであるということができるでしょう。

ブランディングとは、ロゴマークを作ったりすることだと考えていらっしゃる方もまだまだいらっしゃいます。
これももちろんブランディングの一部ですが、何のために作るのかというと、やはり選ばれるため、なんです。

私たちは他社とこんな違いがあります、と明確にし、その違いを保証するのがロゴマークだと考えればわかりやすいでしょうか。
ブランディングは焼印だと言いました。
牛に焼印を押して、うちの農場のものですと保証するのと同じ役割を果たしているのがロゴマークです。象徴といってもいいかもしれません。

ですが、何を象徴するのかを明確に決めて制作しなければ、ロゴマークを作ったって、そんなものはただのデザインです。何も保証されていません。

そのロゴマークに信頼性がなければ、ブランディングにはならないのです。

選ばれるために他社との違いを明確にし約束をして、その約束を貫くこと。
そして、それを色々な形で知ってもらうことがブランディングの全容です。

ブランディングは必要か

ちょっと考えてみてください。

あなたは毎日選び続けています。

朝寄るコンビニ、選ぶ飲み物、交通手段、ランチメニュー、購入する文房具、時間の使い方、ディナーを共にする相手、ディナーを食べる店、飲むワイン…
一日の大半を選ぶことに費やしていると言っても過言ではないほどに。

その時、ただなんとなく選んでいると思っていても、実際の心の中では
今は〇〇だ。だから〇〇にあったこれを選ぼう、となっているはずです。

例えば、今は体重増加が気になっている。だからカロリーが少ないものを選ぼう。という次第です。

一事が万事そうなんです、コンビニでさえも。

普段は遠回りしたくない、だから通り道にあるAコンビニを選ぼう、と思っていますが、今日は美味しいスイーツが手軽に食べたい、だから遠回りでも一本先のBコンビニを選ぼう。なんて経験ありませんか。

その時、Bコンビニのブランディングによって、わざわざそちらに行っているのです。
美味しいスイーツがあるコンビニ=選ぶ基準=ブランディング、ですね。

それは一般消費者だからでしょ、と思いましたか?
そんなことはありません。B to Bであっても同じことが言えるのです。

仕事をお願いする会社を選ぶ時、

安くやってほしい → 安そうだからここを選ぼう

と考えて選んだことはありませんか。

安そう感じられた会社は「安い」というブランディングが図らずもできてしまっているのです。

大切なものだから丁寧にやってほしい、と思った時は、少し値段が高くても「丁寧にやる」と思える会社にお願いします。
そんな時は「安そう」と感じた会社には発注しないでしょう。

どういう選ばれ方をしたいか、それを決定するのもブランディング。

ちゃんと選ばれたい!と考えるのであれば、ブランディングは必要です。

ブランディングについてもっと知りたいときは、ブランディングコラムを読んでみてくださいね。

Reporter

うえあおい

ブランドテーラー

ブランディングに携わって15年。いや、20年..ちょっとサバ読みました。
女性向けのブランディングが得意です。

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